五嶋アケミ ☆ 職業:役者

スペイン・バルセロナで役者修行中

OTAKU上映会

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朝起きたら、みんなはもういなかった。ハビ監督が迎えに来てくれて、ハイメ、フリアナと私の四人で朝ごはん。

新聞に今日のイベントが載ってる。チームのテンションが一気に上がった!

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‘Otaku’, aventuras y desventuras en el cercano Oriente – Cine bajo el sol

昼はOTAKUに出演したバルドのうちでランチ。パートナーのマルの声がすごく素敵なので、そう言ったら「実は吹き替えの仕事に興味があるの。コースに申し込んだんだけど、人数が足りなくて出来なかったのよ。でも、やってみたいのよね。」と。低くてよく響く、女の人には珍しい声だ。

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20時半から、ショートムービーの上映会。それからはもう、お祭り!

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左からポール、ハビ監督、マヌ、私、バルド

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真ん中のマヌは漫画家。この映画では、彼の書いた漫画が登場人物の1人のような働きをしている。こんな形でプロジェクトに参加したのは初めてで、自分の漫画が画面に出てくるとうれしいと、言っていた。

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ホセ監督は今朝マドリードを出て車で到着したばっかり。無事に着いてよかった!

映画が終わって、私に質問があった。

私の役はちょっと癖のあるお母さん。スペインでも着物を着て、日本髪を結って、竹刀を振り回している。そういうキャラの役をすることについて、どう感じたか。日本の文化を茶化しているような気分にはならなかったか?と。

「台本を読んで、すごく愛されている人物だとおもった。私だってスペインに来て20年経っても、変えられない日本の習慣がある。それにコンプレックスも持たず、堂々としているなんて、誇りがあるからだと思う。誇りを持っている人に人は惹かれる。だから愛されている人だと思う。

また、この映画の主人公は引きこもりで、部屋から出られない。それはすごく目に映ることだけど、実は多くの人が自分のコンプレックスやトラウマ、赦せない怒りなど、目に映らないけれど抜けられない何かを抱えている。だからこの主人公はみんなと違うように見えて、みんなと同じだ。

二人のキャラは普通と違うように見えるけれど、多くの人の中にある何かと一緒だと思う。だから、普通に出来た。

また、こんな形で日本文化に注目してもらえたことをうれしく思う。」

上映会はいつも、私にとってはおまけ。楽しむことだけ考える。映像の日本語字幕をやってくれた神原 可奈美さんにも会えた。他にも撮影で会えなかったスタッフにたくさん会えてうれしかった。映画って、みんなで作っているって再確認できる時なのだ。

みんなで レストランに移動して、晩ご飯。脚本のポールが隣に座った。ポールはロンドンで、「MATILDA, THE MUSICAL」を観たばっかりだとか。セットがすごくて、歌がすごい。子供が全力で演じていて、圧倒される。チャンスがあったら絶対見て!、と。

ポールが「これからコンサートに行くけど、行く?」と。近所のライブハウスへ何人かと向かう。実はかなり有名なグループらしい。あんまり人がいなくて、ゆっくり聴けた。

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メロディーがゆったりしていて、心に沁みてくる感じ。音の層が厚い。簡単に聴けそうで結構がっつりつかまれた。ライブハウスを出ても、頭の中で音楽がずっと鳴り響いていた。